「にごり酢」や「黒酢」に含まれる酢酸菌を摂取することで、病原体やウイルスの侵入を防ぐはたらきを持つ「分泌型免疫グロブリンA抗体(分泌型IgA)」が増加し、風邪に見られる諸症状を減少させることが明らかになっています。
※1 酢酸菌の免疫機能への影響, 機能性食品と薬理栄養 14巻4号, 216-222(2021)
※2 黒酢および黒酢もろみ末の機能性, 日本醸造協会誌 106巻4号,183-189(2011)
摂取から6週間後、12週間後にそれぞれ、唾液中の分泌型IgA量を測定した結果、酢酸菌を摂取することで、唾液中の分泌型IgA量が増加することが分かりました。
<試験概要>
目的:唾液中の免役グロブリンA抗体産生量への効果確認
試験食品:プラセボ(消化性デキストリン)、酢酸菌GK-1(150億個/日)
被験解析対象者:風邪にかかりやすい人(事前アンケートによる)日本人男女95名
方法:被験者を2群に分けて、プラセボと酢酸菌GK-1(150億個/日)を12週間摂取
試験デザイン:ランダム化二重盲検プラセボ対照並行群間比較試験
出典:清野ら, 2021年度日本食品科学工学会中部支部大会 学会発表より一部改編
摂取期間中、風邪や疲労に見られる「5つの症状(鼻汁・鼻づまり・せき・全身倦怠感・疲労)」を記録した結果、酢酸菌を摂取することで、各症状の発症率を下げられることが分かりました。
<試験概要>
目的:唾液中の免役グロブリンA抗体産生量への効果確認
試験食品:プラセボ(消化性デキストリン)、酢酸菌GK-1(150億個/日)
被験解析対象者:風邪にかかりやすい人(事前アンケートによる)日本人男女95名
方法:被験者を2群に分けて、プラセボと酢酸菌GK-1(150億個/日)を12週間摂取
試験デザイン:ランダム化二重盲検プラセボ対照並行群間比較試験
出典:清野ら, 2021年度日本食品科学工学会中部支部大会 学会発表より一部改編