最新知見 花粉症への効果KNOWLEDGE

酢酸菌×乳酸菌の相乗効果

酢酸菌×乳酸菌の相乗効果
POINT

多様な菌体験による相乗効果
-酢酸菌×乳酸菌-

相乗効果の検証「酢酸菌と乳酸菌の免疫細胞(マクロファージ)活性化」

酢酸菌は、マクロファージを活性化することで、ヒトの花粉症(アレルギー)への効果を発揮しています。「酢酸菌」「乳酸菌」「酢酸菌と乳酸菌の併用」についてマクロファージ活性を比較する細胞試験が行われました。

その結果、酢酸菌と乳酸菌を併用することで、マクロファージの相乗的な活性化と、乳酸菌単体よりも、倍以上の活性が確認されました。

マクロファージ活性の効果比較マクロファージ活性の効果比較

<試験概要>
目的:免疫活性に対する相乗効果の確認
方法:J774.1細胞株に対し、酢酸菌GK-1および乳酸菌を添加    細胞株のIL-12p40産生量を指標に、マクロファージ活性化度を評価

出典:木村ら,酢酸菌 (Gluconacetobacter hansenii GK-1)のTLR4反応性と乳酸菌との抗アレルギー相乗効果, 2019を一部改編

酢酸菌など多様な菌摂取で、
花粉症を引き起こす免疫エラーを予防

多様な菌の摂取は、現代人にとって大切なことです。酢酸菌も発酵食品に含まれる菌ですが、乳酸菌などの発酵菌とは異なるメカニズムで花粉症(アレルギー)に働き、予防効果への違いもあります。日頃から多様な菌の摂取を心掛けることで、免疫を整え、病気知らずの体を目指しましょう。

発酵食品に含まれる菌の例発酵食品に含まれる菌の例